今回は70歳で漢字検定試験1級に合格された牧口秀雄さんのご紹介です
綱島にお住まいの牧口さんは15年5月に古希(70歳)を迎えられます。約7年前から漢検
(日本漢字能力検定試験)の受験を始められ、14年度第三回試験(15年2月)にめでたく合格
されました。今回は、牧口さんが日頃勉強を続けられていたという綱島地区センターでお伺いした
お話しのご紹介です。
漢検には8級から1級まであり、年に3回全国で行われます。私は3級・2級は1回で合格したの
ですが、1級は平成8年度の第一回目に受験してから、連続20回落ち続け、やっと今回の平成14年度
第三回目試験で合格しました。7年かかって21回目で合格というのは新記録かも知れません。
1級の合格者は神奈川で3〜4名でしょうか。
200点満点で、160点以上が合格です。ここのところ何回か、159点、158点と続いてきて、
もう一歩という所だったのですが、今回は161点で何とか合格しました。下手な鉄砲を数撃ったのが
中った(あたった)のでしょう。毎回違う問題で、その上宗教や茶道、能関係の特殊な言葉が多いので、
勉強するのも大変ですが面白いです。
参考:牧口さんが合格された14年度第3回の1級受験状況は
受験者数942人、合格者137人(合格率14.5%)でした。
1級には受験勉強のためのテキストは少ないです。綱島地区センターに通い詰めて漢字辞典をみながら
勉強しました。そのため、地区センターの辞書がぼろぼろになってしまい、合格記念に新しい辞典を購入
して寄贈しようと思ったのですが、センターでは気持だけでいいと言うことで受け取ってはいただけませ
んでした。私の漢字練習方法は面白いですよ。新聞の折り込みでくる広告の裏を利用してそこに筆記練習
をするのです。紙質はいいし、値段はただですし、ゴミの活用にもなります。
1級合格者は4月末までに論文を提出することになっています。受理されると京都にある「日本語
研究所」の会員になれます。私は「おちる」という文字の歴史やいわれをまとめてみようかと思ってい
ます。「おちる」という文字は7つあります。意味は18くらいあります。
私の出身地は新潟の柏崎ですが、12歳になると米山さん(米山さんから雲が出たというあの民謡で
有名な山です)に登る習わしがあり、そのときからずっと山登りを続けていました。「月稜山岳会」に
所属しています。タムセルクなどのヒマラヤの山々やモンブランなど世界の山へ行っています。
昭和46年には北八ヶ岳で滑落事故を起こしシラビソ小屋にお世話になり、諏訪の日赤病院に担ぎ込まれ
たことがあります。危うく命を落としかけました。事故の連絡を受けたとき、母親はもう駄目だと思った
そうです。奇跡的に助かったのですが、丁度その日が柏崎の閻魔大王の縁日だったため、閻魔様も休養し
ていたんだろうとみんなから言われました。
現在は体力的に登山は無理になったので、運動としてランニングをしています。「横浜好走会」
(綱島にあります。会員は約40名)に所属していますが、毎月第2日曜日朝には会のメンバーで鶴見川
の土手を走っています。青梅マラソンにも毎年10`の部に出ています。今年のタイムは1時間10分
40秒でした。1時間10分までにゴールした人の氏名は報知新聞の本に載るのですが、もう少しでした。
綱島地区センターに「古文書の会」というのもあるのですが、私は佐々成政に関心があるのでこれから
自分なりについて調べてみようかと思っています。厳冬期に針ノ木峠を越え浜松城の家康を訪ねたのは
事実ですので(参考:ざら峠越え=俗に成政のさらさら越えといわれる)その前後のことをまとめてみる
予定です。
(4月 文責 「港北の丘」風見)